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2017/10/10 新着情報
自然素材:和紙について②
前回(https://saijoukensetsu.com/blog/20171005)に引き続き、自然素材の和紙について、お話をさせて頂きます。
皆さんは和紙の原料をご存知でしょうか?
昔からの代表的なものは楮(こうぞ)、三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)の3種類で、最近ではケナフも使用されています。それぞれ特徴や性質などを詳しく見ていきたいと思います。
・楮(こうぞ、クワ科)
繊維が太くて長いので丈夫な紙が仕上がります。
・三椏(みつまた、ジンチョウゲ科)
繊維が細く、艶があります。紙幣や証券の用紙などにも使われています。
・雁皮(がんぴ、ジンチョウゲ科)
繊維が最も細く、紙質は緻密で、粘りがあります。淡黄色で上質の和紙“鳥の子紙(とりのこがみ)”の主原料でもあります。
・ケナフ(アオイ科)
成長が早く二酸化炭素を大量に吸収するため、地球温暖化防止の植物としても注目を集めています。コーヒーフィルターなどにも使われています。
西城建設では、襖(ふすま)をはじめとする建具に福井の越前和紙を、壁や天井に高知の土佐和紙を採用しています。
それぞれ、1000年以上も歴史を持ち、日本の風土に合い、文化を伝える和紙です。
ホームページには、和紙を使用した木の家「雨楽な家」の内観写真集も掲載しています。宜しければ、そちらも是非チェックしてみてください。
内観写真集
https://saijoukensetsu.com/gallerycat/inside