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2017/10/05 新着情報
和紙を使用した木の家について①|岡崎市で木の家を建てるなら西城建設
東濃桧と漆喰をはじめとして自然素材を豊富に使った木の家「雨楽な家」。
今回は、自然素材の和紙についてご説明致します。
「雨楽な家」の内壁は、漆喰か和紙となります。その他、天井や襖(ふすま)にも和紙は使用されます。
奈良県・東大寺の正倉院に1000年以上も昔の書物が保存されていることからも、和紙の強さや耐久性が分かります。また洋紙にはない凹凸のある繊維の風合いも魅力のひとつです。それでは、和紙の優れた機能を並べてみます。
・調湿性
湿度の高い時には湿気を吸収、乾燥した時には蓄えていた湿気を放出する調湿性に優れています。そのため、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるのです。
・調光力
無作為に並んだ繊維が光を乱反射・分散させるので、照明や太陽の光を柔らかくします。その調光力を利用し、和紙を使ったランプシェードなども人気があります。
・保温力
繊維の隙間にできた空気層によって、高い保温効果を備えています。
・吸音力
光と同様に、音も乱反射・分散させるので、音が柔らかくなるだけでなく、部屋から漏れる音も軽減させます。
上記のような優れた機能を持ちながらも、豊富な色彩もあり、伝統的で優美な表情が生活空間に華を添えてくれるのです。
次回は和紙の原料についてご説明致します。
これまでご紹介してきた漆喰、桧、杉についてはこちら。
・漆喰について(https://saijoukensetsu.com/blog/1715)
・桧について(https://saijoukensetsu.com/blog/20170808)
・杉について(https://saijoukensetsu.com/blog/20170912)
西城建設の自然素材へのこだわりについてもぜひご覧ください。
https://saijoukensetsu.com/about/natural