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2023/04/27 新着情報
木の断熱材「エコボード」は、防音性にも期待大!?
家の断熱性能が重要視される中、断熱材について質問される機会も増えています。西城建設では標準仕様として、ポリスチレンフォームの断熱材「スタイロフォーム」を使用。ご要望に応じてさまざまな断熱材を使うことができ、フェノールフォーム(ネオマフォーム)や羊毛断熱材(ウールブレス)を採用した実績もあります。
建物の断熱性を高めるための断熱材は基本、外壁に面する壁の中に入っています。一方、家の中で部屋と部屋を仕切る壁の中にも断熱材を入れることは可能。間仕切り壁の断熱材は、空調効率を上げるほかに、暮らしの中の「音」のストレスを軽減する効果もあります。
断熱材によっては断熱性能や遮熱性能に加え、高い遮音性能・吸音性能を備えているものがあります。そのため、間仕切り壁に断熱材を入れることで、隣の部屋や水まわりの音が伝わるのを防ぐ、つまり室内の防音効果が期待できるというわけです。
西城建設では先日、お客様邸のトイレの片側の壁に木の断熱材「エコボード」を施工。音漏れの比較実験もして、その効果を確かめました。エコボードはドイツ生まれの木の断熱材で、断熱・遮熱のほか遮音性能に優れているのが特長です。今回のお客様邸では、エコボードの中でも間仕切り壁用の「ソフテック(充填用)」と呼ばれる断熱材を採用しました。
実験ではトイレの中で音楽を流し、隣の部屋でその音量を測定。下記の通り、実際に高い防音効果を発揮することがわかりました。期待通りの結果で、お施主様はより静かな環境で過ごすことができそうですね。
大空間の間取りで、家族の気配を感じながら暮らせるのは雨楽な家の大きな魅力です。ただ、家族のプライバシーはもちろん大切で、ご要望に応じて部分的に室内の防音効果を高めることもできます。家づくりの際はぜひ、お気軽にご相談ください。