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2023/07/11 新着情報

屋根の「柱」?

屋根を支える木材のことを「垂木(たるき)」といいます。屋根の最も高い部分にある「棟木(むなぎ)」から、勾配にしたがってななめにかけられる部材で、主に屋根材や下地材などを支える役割があります。

 

 

屋根材の種類や軒の長さ(軒の出)にもよるのですが、垂木は60mm×45mmや90mm×45mmの寸法が使われているのが一般的。瓦屋根で軒の出が長い場合などでも、90mm×60mmや105mm×60mmが採用されているようです。

 

実は雨楽な家、この垂木についても他と違うこだわりがあり、一般的な住宅より明らかに太い105mm×105mmを使っています。見た目はまるで柱。西城建設では、柱や梁などの構造体と同じ東濃ひのきを使用しています。

 

 

通常は屋根の下地材の上からビスで止める垂木ですが、これだけの太さだとビスでは止まらないためコーチボルトを使用します。まるで柱や梁を固定するかのように、垂木を固定する。屋根を支える役割の垂木ですが、雨楽な家の場合は、構造躯体の一部ともいえるような頑強なつくりとなっているのが大きな特徴です。

 

 

初めて見るお客さんから、驚きの声が上がることも少なくなく、垂木の存在を気にされていなかった方も、上棟式を終えてから他の住宅を見て、その違いにびっくりされることの多い部分でもあります。

 

ご興味がある方は、西城建設のモデルハウスまたはお客様邸の完成見学会にお越しください。堂々として存在感のある垂木に、木の力強さを感じられることでしょう。