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2023/08/08 新着情報
吹き抜けと火打ち梁
西城建設では、1階と2階、そしてロフトにも床下地材として分厚い構造用合板を用いて頑丈な建物を実現しています。
構造用合板を使うことで地震や台風などの水平力に対して強くなるため、火打ち梁を省くことができるとお伝えしました。
ただ、間取りによって火打ち梁が必要な場所もあります。インテリアとしてお好みの方もいるこの火打ち梁、具体的にはどのような場所に取り付けるのでしょうか。火打ち梁とは、梁と梁が直角に交わる部分に設ける斜めの梁のこと。部屋の隅にある斜めの木をご覧になったことのある方も多いのではないでしょうか。
私たちが火打ち梁を取り付けるのは、吹き抜けのある空間です。吹き抜け部分は当然、構造用合板がなく、耐震性を確保するためには火打ち梁が必要。吹き抜けでも火打ち梁のない家を見かけることがありますが、雨楽な家は構造計算をした上で、耐震を確保するために火打ち梁を施工します。
火打ち梁は、インテリアのアクセントとして捉えていらっしゃる方もいます。特に木が見える家、木の美しさを強調した雨楽な家の場合、この火打ち梁も含めて構造美を感じるという方も少なくありません。
直角に交わる梁の力強さも魅力ですが、部屋の隅で控えめながら存在感を発揮する火打ち梁も、独特の意匠性がありますね。
雨楽な家の火打ち梁は、ボルトがむき出しになっているのも特徴です。一般的な住宅であれば隠す部分。このボルトを見て「施工途中?」と感じる人もいれば、そこに魅力と捉える人もいます。力強さを感じたり、おしゃれなインテリアだと感じたり。
木の家に興味をお持ちの方は、ぜひ火打ち梁にも注目してみてください。木造住宅独特の構造美を感じていただけることでしょう。