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2023/05/23 新着情報
断熱性を高めて省エネな雨楽な家を
住宅業界では現在、建物の省エネ性能に関する取り組みが進められています。
建築物省エネ法が改正され、2025年4月から全ての新築住宅に省エネ基準適合が義務付けられることになりました。施行日以降に工事着手する建物は、建築確認の手続きの際に適合性審査が行われることになります。
「省エネ基準」はその名の通り、建物の省エネ性能に関する基準や規制を示したもので、現在は2016年(平成28年)に改正された基準を指しています。この基準には1外皮性能基準(窓や外壁などの外皮の断熱性能)と、2一次エネルギー消費量基準(冷暖房や照明等設備機器などの消費エネルギー)という2つのポイントがあり、1で用いられる数値の一つが、断熱性能を表すUA値(外皮平均熱貫流率)です。UA値は地域区分があり、岡崎市は6地域でUA値0.87という数値が基準となっています。
断熱性能を高めることで外気の影響を受けにくくなり、空調効率が良くなるというのが省エネ基準の数値となっている理由。つまり建物の高断熱化は、室内を快適な温度で保ちやすくなるというメリットもあるのです。住み心地の良さを求める上でも、断熱性能は大切なポイントですね。
断熱性能を高めるには、断熱材や開口部(窓・サッシなど)の性能が重要です。西城建設ではこれまでも、快適な室内環境を実現するための製品を使用してきましたが、今後はさらなる性能の向上を目指したいと考えています。
「雨楽な家と断熱材」
https://saijoukensetsu.com/blog/20210810
実は西城建設、以前に高気密・高断熱の家を手掛けていたこともあります。構造の美しさ、自然素材の心地よさに魅力を感じて現在は雨楽な家の専門店として営業していますが、代表の中西にも職人にも、高気密・高断熱の家で培ったノウハウは残っているのです。
大切なのは日本の伝統建築を継承しつつ、住み心地と省エネを求めて住宅性能も高めること。これから先の家づくりにおいて、重要なポイントになると考えています。