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2018/08/07 新着情報
家は誰が建てる?地鎮祭で感じたこと
住宅の建築が決まりいよいよ着工。その前に行われる儀式が、地鎮祭です。
これから家が建つ土地で、神主さんがお祓いをする光景、見たことある方もいるのではないでしょうか。
地鎮祭の儀式は、住宅建築を前に工事の無事と安全、建物と家の繁栄を祈って行われます。
お供えものをして祝詞をあげ、お祓いし、その土地に鍬や鋤を入れます。
もともと、その土地の氏神様を祀る神社が地鎮祭を行っていましたが、最近では工務店に依頼することも多くなっています。
住宅購入を決断し、打ち合わせを重ね、いよいよ迎える着工のとき。土地探しなども含めると、何年もかけてようやくこのときを迎えた…、そんな方はより感慨深いものがあるのではないでしょうか。
先日行ったとある地鎮祭。西城建設としては初めて、大工が参加しました。
今回は既存の家を解体しての新築となるため、解体工事のときにお施主様と大工は顔を合わせていたのです。
「あの大工さんは地鎮祭に来ないのですか?」
お施主様からの言葉もあり、初めて大工が地鎮祭に参加することに。
希望されたお施主様も、実際に大工が参加したことで大変喜ばれました。
「この人が私たちの家を建ててくれる」
地鎮祭から大工が参加することで「家づくりの始めから考えてくれるこの人に任せる」という安心感を持ってもらえたのです。
目の前につくられるのは「家」「建物」ですが、そこには「良い家をつくって喜んでほしい」という建てる人の心があります。
その家に携わった人の「心」がその場所に残ると、私たちはそう思うのです。
初めて大工を連れて参加した地鎮祭、それを心から喜んでくれたお施主様。
家は人が建てるもの、そこに残るのは人の心。
そんなことを改めて感じました。