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ブログ2019.03.05

木の強さ

自然素材の持つあたたかさ、住み心地の良さを大切にする雨楽な家
自然素材の中でも、無垢の木をふんだんに使って建てる家の魅力は、これまでも何度かお伝えしてきました。

 

今回は雨楽な家に使われる木の「強さ」についてのお話を。

 

2種類の木、それぞれの強さ

 

雨楽な家には、「ヒノキ」と「ベイマツ」の2種類の木が使われます。

 

ヒノキの強さは、世界最古の木造建築である法隆寺を1300年以上、支え続けていることからもわかる通り。
100年、200年と建っている民家も相当数あります。

 

なぜ、ヒノキが使われた日本の神社仏閣、民家がこれほど長い年月を経ても倒壊しないのでしょうか。
その秘密は、年月を経るごとに水分を吐き出して縮み、固まることで、その強度を増すヒノキの特性にあります。
伐採し、建築材料として使われたヒノキは100年後、「鉄」になるとも言われています。
リフォームやリノベーションなどで、長年、建物を支えてきたヒノキに手を加えることがありますが、その強さはときに、ノミの刃が折れるほど。
だからこそヒノキの建物は、悠久の時を経て今もなお、そこに堂々と建ち続けているのです。

 

 

構造上の強さの他、白アリに強いのもその特長です。
高温多湿の日本では、住宅の壁の中は湿気が溜まりやすく、白アリが繁殖しやすい環境にあると言えます。
地面から1メートルの範囲に防腐剤を塗るといった対策では、防ぎきれないのも事実。
2階の床まで白アリの被害にあってしまう家もあるほどです。
ヒノキは良い香りの精油分を発散しますが、この成分に虫や細菌を寄せ付けない特性があります。
木自身が、白アリから身を守っているのです。
長く住み続けたい家であればこそ、このような、木が自身を守る強さも大切ではないでしょうか。

 

ベイマツは、雨楽な家の梁や桁に使用します。
日本建築の構造材として一般的なベイマツは、北米原産の木。
西海岸のオレゴン州、ワシントン州を中心に北米で最も多く見られる針葉樹です。
反りやねじれが起こりにくい一方、粘りがあって地震に強く、強靭で割れにくいことから、優れた建築材料とされています。

 

 

寒い場所で育つほど年輪が詰まり、強度が増すのが木。
西城建設の雨楽な家は、ヒノキもベイマツも、昔から信頼を置く木材商社から、厳選した産地のものを仕入れて建てられます。

 

家の中の木に感じる力強さ

 

雨楽な家は、構造美を大切にしています。
柱が壁に隠れた「大壁」ではなく、柱を露出した「真壁」を採用しているので、雨楽な家では特に、木そのものや家の構造を毎日、目にすることになります。
建物を支える木が見えること。
これはその力強さを、いつでも感じられることを意味します。

 

 

大切な家族の暮らしを守ってくれる家。
それを何十年も何百年も支えてくれる木の力強さが目の前にある
これこそ、安心して暮らすことのできる環境と言えるのではないでしょうか。

 

現在施工中の家では、大黒柱に丸太を使いたいとのご要望がありました。
とにかく太いものをと、直径60cm(!)のヒノキを使用しています。
家を中央で支える大黒柱は、木の力強さの象徴といえますね。

 

木の強さを日々実感できるのも、雨楽な家に住む醍醐味です。