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ブログ2019.04.11

家を性能で考えたときの窓

前回のブログでは、窓ガラスの歴史や製法、窓から眺める自然の景色なとについてご紹介しました。

https://saijoukensetsu.com/blog/20190404

 

今回も引き続き「」のお話。

 

住宅の性能を語る上で、窓の存在は欠かせません。
ガラスはどのようなものを使っているか、サッシの素材は?
さまざまな要素からなる窓は、建物の性能を左右しやすい場所とも言えるのです。

 

つまり、窓を意識することで、より住み心地の良い家をつくることができるということです。

 

太陽の光の採り入れ方
現在の家づくりにおいては、ハイサッシが使われることも多くなってきています。
ハイサッシとは、床面から天井の高さまであるサッシのこと。
開口部が広く取れることで、採光性に優れ、部屋の奥まで光が届きやすくなります。

 

日本には四季があり、夏至と冬至では太陽の上がる位置が変わります。
太陽が真南にきて最も高く上がったときの、地平線との角度を表す南中高度は、夏至のときに高く、冬至のときに低くなります。

 

 

高い位置から降り注ぐ夏の日差しは、昔から屋根を伸ばした(ひさし)により遮るという工夫がされてきました。
庇があることにより部屋の中には、夏の暑い直射日光は入りにくくなります。

 

一方、低い位置から差し込む冬の日差しは、をくぐるように室内に入ってきます。
部屋を暖める日差しは、冬であれば存分に享受したいもの。
ここで、よりたくさんの日差しを取り込むために有効なのが、ハイサッシです。

 

 

自然の力でより暖かな空間をつくること。
熱伝導率が低い木をたくさん使うことで暖かくする、雨楽な家の考え方にも通じるものがありますね。
当然、住み心地の良さを得られると同時に、暖房費の節約にもつながります。

 

西城建設でも最近、リビングの窓が天井まである家を施工しました。
ただし、下は床面から始まるのではなく造作家具から。
珍しいつくりのお部屋、ぜひ写真をご覧になってみてください。

 

西城建設が得意な造作家具により、通常のハイサッシとはまた異なる雰囲気で、同様の効果を得ることができるのです。

 

遮熱と断熱

遮熱と断熱、似ていますが異なる意味があります。

 

遮熱とは、屋外から屋内への熱の「侵入を防ぐこと」。
断熱とは、屋内から屋外へ熱が「逃げるのを防ぐこと」。

 

熱のエネルギーは高いところから低いところへ移動する特性があります。
つまり夏は、外から内に暑い空気が入ってこようとして、冬は内から外に暖かい空気が逃げていこうとするのです。

 

建物を構成する床や壁、屋根などは光を通さないため、さまざまな方法で断熱性能を高めることが可能です。

 

一方、窓は光を採り入れるという役割もあり、その役割を全うしながら、断熱性能も高めることが重要。
そのため最近では、高性能な窓ガラスが次々に開発されています。

 

最初に書いた、「ガラスはどのようなものを使っているか、サッシの素材は?」という視点。

 

性能という面で家を捉えた際に窓は、今後ますます重要なポイントとなることでしょう。

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