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ブログ2019.04.18

伝統建築としての雨楽な家

西城建設は雨楽な家の専門店です。
雨楽な家に惚れ込んで以来、雨楽な家だけにこだわり、情熱を注ぎ、雨楽な家だけを建て続けてきました。

初めて雨楽な家を見た瞬間、思ったことがあります。

 

日本建築の伝統を受け継いでいきたい

 

それまでも長年にわたり住宅業界に携わってきましたが、「伝統を受け継ぎたい」と意識したことはありませんでした。
雨楽な家の佇まいを一目見て、自然とそう感じたのです。

 

これはなかなか言葉で言い表せるものではなく…、おそらく感性に訴えかけるものだったのでしょう。

 

 

 

構造美こそ日本建築

 

それまで手掛けてきた建物、見てきた家は、柱が全て壁に隠れるものばかりでした。
つまり、大壁の家
木造在来軸組方法には、大壁真壁があります。
大壁は柱が見えない建築物で、近年の住宅は大半がこの仕様。

 

対する真壁は、壁を柱の内側で仕上げるため、柱が露出します。
家の持つ構造美を間近に見ることができるのが、この真壁なのです。

 

雨楽な家はこの真壁でつくられる家です。

 

そして、木が整然と立ち並ぶ木架構構造も重要なポイント。
柱などの垂直材と、梁などの水平材で構成されるこの建築構造も、雨楽な家の大きな特長です。

 

 

真壁木架構構造の美しさは、日本の伝統建築そのものです。
日本の伝統的な神社仏閣に見る美しさが、そこにはあるのです。

 

日本の伝統と文化を受け継ぐ家に住むこと、受け継ぐことは、これからの時代、とても大切なことだと思っています。

 

 

 

家の本来の目的とは

 

どれだけ工業化が進み、効率的に家が建てられるようになっても、人の暮らしは工業製品で成り立つものではありません。

 

移動するための手段として生まれた自動車は、時代の流れに合わせて走行性能を高め、より快適になり、少ない燃料で遠くまで走れるようになったと思えば、その使用する燃料さえも変わりつつあり、おそらく今後、人工知能搭載の自動運転が一般的になっていくのでしょう。
文化や趣味としての自動車の存在も、それはそれで残るかもしれません。
ただ時代の流れは、「移動する」という本来の目的を、究極的に追求しているように思うのです。
そして、その行き着く先が自動運転です。

 

家の目的は、人がそこで「暮らすことです。
家は、食べて、寝て、話し、考え、悩み、笑い、過ごす場所。
生きることそのものが、家の本来の目的でもあると思うのです。

 

では本来の目的を追求したとき、家づくりは今後どうなっていくのでしょうか。
住むだけであるならば、壁と屋根の箱のような製品で良いのかもしれません。
でも目的は、生きることです。
人が命をつないできたのと同じように、家は伝統や文化として受け継いでいくことが本来の目的の追求になると思うのです。
決して、工業製品としての利便性や効率だけを追い求めるのではなく。

 

製品をつくるのではなく、暮らしをつくるのが私たちのモノづくりです。

 

雨楽な家は、世界にも発信できたらいいと思っています。
現実的に国外に家を建てることは難しいですが、外国から日本に来た人に、こんな家があるということを知ってもらうだけでも素晴らしいこと。
そのため、「ぜひホームステイを積極的に受け入れてください」なんてお話をすることもあります。
日本で暮らすホームステイ先が雨楽な家だったら、帰国後必ず「素敵な家だった」と家族や友人に話すことでしょう。
そうして、受け継がれた日本の伝統建築は、世界にその価値が広まっていくのだと思います。

 

 

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