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ブログ2019.05.09

ヒノキと杉の見分け方

家を建てるための木材には、ヒノキや杉、ベイマツなどがあります。
西城建設の雨楽な家は、ヒノキとベイマツで建てるのが基本です。
今回は、ヒノキと杉についてのお話を。

 

5つのポイントで、ヒノキと杉を見分ける
木材資源の豊富な日本では、森林の41%が人工林で、そのほとんどがヒノキや杉などの針葉樹林です。
(天然林は54%で、その多くは広葉樹林)

 

ヒノキは同じ針葉樹
そのためか、ヒノキと杉の見た目は似ていて、区別がつかないという方もいらっしゃいます。
日本が誇る素晴らしいこの2種類の木を見分けることができれば、家づくりはもっと楽しくなるのではないでしょうか。

 

ヒノキ

 

 

ヒノキを見分ける1つ目のポイントは「」。
赤みがあって、ツヤがあるのがヒノキです。
節の中にも年輪があり、節自体にも存在感があるため化粧材としても、美しい仕上がりが期待できます。
杉の節にはツヤがなく、ヒノキのような存在感はありません。

 

2つ目のポイントは「木目・年輪」。
年輪の模様である木目がはっきりとしているのは、杉です。
木目の美しさを楽しめるのが杉の魅力とも言えるでしょう。
ヒノキはどちらかというと、木目ではなく木肌を鑑賞して楽しみます。
ヒノキの「柾目(まさめ)」は、良質な木の代表的なもので、非常に貴重です。
柾目=間隔が狭く、真っすぐできれいに流れる木目

 

3つ目のポイントは「木肌とツヤ」。
ヒノキはピンク色できめ細かく、ツヤのある美しい木肌が特徴です。
杉はヒノキに比べると白く、艶が少なめです。
また杉は、やわらかいため年数を経るに従って年輪の幅が狭まり、木目が浮き出してきますが、ヒノキもやわらかいですが木目の間が縮まず、年輪が浮き出てこないため平らな状態が続きます。

 

4つ目のポイントは「硬さと重さ」。
ヒノキも杉もやわらかい木に属しますが、古くなったヒノキはかなり硬くなります。
建築材料として使われたヒノキは、100年後に「鉄」になると言われるほど。ヒノキは重く、叩くとより硬い音がします。
杉はやわらかさと軽さを兼ね備えているため、温かさや素朴さといったものが感じられるでしょう。

 

5つ目のポイントは「香り
材木になれば、それぞれ特有の香りを楽しむことができる木ですが、ヒノキの方がより強い香りがします。
「ヒノキの香り」と聞くだけで、どのような香りかイメージできる方も多いのではないでしょうか。

 

同じ針葉樹で、似た雰囲気を持つヒノキと杉ですが、このように明確な違いがあります。
ぜひ、どこにどのような木が使われているか、自分はどんな木に囲まれて暮らしたいか、そんなことを考えながら、家づくりをお楽しみください。

 

参考:神﨑隆洋『いい家は無垢の木と漆喰で建てる』ダイヤモンド社

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