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2019/09/19 新着情報
雨楽な家で感じる日本の四季
暑かった夏も終わり、ようやく秋らしい気候になってきました。
過ごしやすい秋は、四季の中でも特に季節の楽しみを実感することが多いように思います。
芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋…。
インドア、アウトドア問わず、快適なこの季節を満喫していることでしょう。
アウトドア派も多い雨楽な家のお客様ですが、家を建ててから「外出することが減った」「家の中にいる時間が増えた」という声が多いのも事実。
そこで、インドアの秋の楽しみ方の一つ、読書の秋について考えてみたいと思います。
そもそも、なぜ読書と秋が結びつくのでしょうか。
読書の秋の由来
どうやらこの言葉の由来は、中国というのが有力な説のようです。
唐時代の歌人、韓愈(かんゆ)の詩『符読書城南』の中に出てくる一節に次のようなものがあります。
「時秋にして積雨霽れ、新涼郊墟に入る。燈火稍く親しむべく、簡編巻舒すべし」
秋は涼しく夜長なので、灯火の下で書物を読むに適しているという意味があるそう。
夏目漱石の小説『三四郎』の中には「燈火親しむべしなどという漢語さえ借用して嬉しがるようになった」と書かれている箇所があり、韓愈の詩に出てくる「燈火稍く親しむべく」が日本でも広く知られていたのでしょう。
こうしたことから、秋の夜長は読書を楽しもう、読書といえば秋と、定着していったようです。
寝転んで読書
以前、雨楽な家で暮らす方から、次のようなメッセージをいただいたことがあります。
「しんとした空気、通り過ぎる風を感じて、ひんやりとする床に寝転んで昼寝」
心地よく昼寝する姿が目に浮かびますね。
きっとこれ、昼寝を読書に変えてもぴったりだと思うんです。
ヒノキの香りがする床に寝転んで、お気に入りの一冊を読む秋。
涼しい秋の夜に読書が合うという言葉が由来の「読書の秋」ですが、雨楽な家の快適な住環境では、一日中本を読んで気持ちよく過ごせそう。
雨楽な家でのんびりと過ごす秋。
ますます、家の中から出られなくなるかもしれませんね。
岡崎市南公園の北側にある、西城建設のモデルハウスでは、そんな雨楽な家の快適な住環境を体験していただけます。
本をお持ちでしたら、ぜひ寝転がって読んでみてください。
真壁(※1)と木架構構造(※2)が際立つ伝統建築の雨楽な家はもちろん、芸術を楽しむ秋にももってこいの美しさです。
※1 柱を露出する壁のこと。対する大壁は柱が見えない建築物で、近年の住宅は大半が大壁でつくられている
※2 柱などの垂直材と、梁などの水平材で構成される建築構造