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ブログ2020.04.07

清潔志向ときれい好き

日常生活でも耳にすることが多い「清潔」「きれい好き」という言葉。
なんとなく同じ意味合いのようにも思えますが、実際には若干ニュアンスが違うと考えています。

暮らし方や住む人の考え方を表す言葉であり、家づくりの際にもこれらの言葉を聞いたり、意識したりすることがあります。

 

そもそもこの2つの言葉、どのような違いがあるのでしょうか。
辞書によると、

 

清潔
①汚れがないこと。衛生的であること。また、そのさま。「からだを清潔に保つ」「清潔な下着」⇔不潔。
②人柄や行いが清らかで、うそやごまかしなどがないこと。また、そのさま。「清潔な選挙」

 

きれい
①色・形などが華やかな美しさをもっているさま。「―な花」「―に着飾る」
②姿・顔かたちが整っていて美しいさま。「―な脚」「―な女性」
③声などが快く聞こえるさま。「―な発音」
④よごれがなく清潔なさま。「手を―に洗う」「―な空気」「―な選挙」
⑤肉体的な交渉がないさま。純潔。「―な関係」
⑥乱れたところがないさま。整然としているさま。「机の上を―に片づける」
⑦(「きれいに」の形で)残りなく物事が行われるさま。すっかり。「―に忘れる」「―にたいらげる」

出典:デジタル大辞泉(小学館)

 

 

清潔という言葉はどこか、衛生面の状態を意味していることがわかります。
きれいは幅広いですね…。

④には清潔という言葉まで出てきます。
清潔もきれいのうちの一つの要素だと考えると、きれい好きと清潔志向の方は同じと捉えていいのでしょうか。

 

もうお気づきですね。
「きれい好き」とは「きれい」という言葉が表す⑥の状態を好む方のイメージなのではないでしょうか。
つまり「整地整頓された状態が好き!」という方。

 

やはり、2つの言葉には隔たりがあります。
家づくりにおいてこれらの言葉を考える際は、きれいの⑥と清潔の①を分けて意識することが大切なのでしょう。

 

清潔さを大切にする方にとっては、キッチンやお風呂、洗面、トイレなど住宅設備の選択を重視することをおすすめします。
掃除やメンテナンスのしやすさ、抗菌機能などに注目して製品を選ぶと良いでしょう。

 

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、手洗い・うがいの重要性が注目される昨今、洗面や手洗い場を生活動線のどこに設けるかというのも重要です。
例えば雨楽な家の広い土間に水道を設置すれば、リビングに入る前に手洗いを済ませることもできますね。

 

 

 

 

 

 

もちろん清潔さを維持するには、住み始めてからの行動によるところが大きいのも事実。
清潔志向のある方はぜひ、衛生的な環境を保つことを念頭に、家づくりを進めてみてください。

 

一方、きれい好きの方が大切にするべきなのは収納ですね。
きれい好きの方は、片付け上手とも言えます。

 

きれい好きだと感じたお施主さんの家は、いつお邪魔しても整理整頓されているものです。
家づくりのときのことを思い返してみると、既に収納するモノの量や収納方法をイメージされていたように思います。

 

棚をつくる際も、中に入れるバスケットのサイズまで考えられていたり。
お気に入りの収納アイテムがあるケースも考えられるため、場所はあるけど入らない…なんてことがないようにしましょう。

 

 

    

 

 

 

 

収納スペースは大きいに越したことはないと考えがちですが、限りある空間をいかにうまく使うかというのも、
きれい好きの方の腕の見せ所かもしれません。

ぜひご自身の志向を振り返って、家づくりのヒントにしてみてください。