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ブログ2020.06.09

今こそ家で、雨を

6月上旬から7月下旬にかけ、日本は長雨の季節。

 

実は日本語には、雨を表す言葉がたくさんあるようです。梅雨に関するものだけでも「青梅雨(あおつゆ)」「荒梅雨(あらつゆ)」
「男梅雨(おとこづゆ)」「女梅雨(おんなづゆ)」「迎え梅雨(むかえづゆ)」など、さまざまな表現があります。

 

生きものに新たな生命力を与える春の雨を表す「万物生(ばんぶつしょう)」、青葉をよりつややかにする初夏の雨を表す「翠雨(すいう)」、
晴れわたった空から降る「天泣(てんきゅう)」に、山の時雨「山廻り(やまめぐり)」。

 

雨にまつわる名前は、実に400以上もあるようです。

 

参考:「雨の名前」(小学館)

 

私たちは昔からこうして、降る雨に趣を感じ、愛おしんできました。

たくさんの名を与えたり、降りしきる雨音を聞き心地いいと感じてきました。

 

今年、音も匂いもなく目に見えることもない脅威で、私たちの生活は一変しました。

街から人が消え、お店がシャッターを閉めた日々。経済活動がとまるという誰も想像していなかった事態を目の当たりにしました。

現在も多くの人が、この先の生活への不安を抱えていることでしょう。

 

ただ、どうやらこの脅威自体は、家にいると少しその心配が減るようです。

どうせ外は梅雨の雨模様。焦って出かけることもありません。

家の窓から空を眺め、いつか来る快晴のその日を想像して、雨音を聞いて過ごしてみませんか。

 

たとえ世界の在り方や日常が変わっても、かけがえのない家族と眺めた窓の外にいつもと変わらない景色がある幸せを、

家で過ごすことの心地よさを、雨の愛で方を、私たちは知っています。