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ブログ2022.07.19

脱炭素に向けて地域工務店にできること

環境にやさしい家、省エネ性能に優れた家が求められています。以前から環境性能に特化した住宅やエネルギーを時給自足する家はありましたが、2050年カーボンニュートラルの目標やSDGs(持続可能な開発目標)によって、より身近なものとして意識するようになった方も増えたのではないかと思います。

 

自動車や住宅など日々の暮らしと環境は密接な関わりがあります。EV(電気自動車)やFCV(燃料電池自動車)など、化石燃料以外を使用する自動車が広まっていくように、住宅では高断熱・省エネ・太陽光発電によるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)などが環境性能に優れた家と考えられています。

 

代替エネルギーの使用や創エネは、使用時や製造・建築後のCO2削減に貢献するもの。つまりランニングCO2削減を意味しています。一方でこれからの時代、イニシャルCO2削減も意識することが大切ではないでしょうか。自動車業界でも調達や製造段階のCO2削減に関心が向いていると聞いています。

 

住宅業界でも材料をつくる、運ぶ、家を建てる。一連の過程で発生するCO2の削減に目を向けていくことが大切。木造住宅であれば植林・伐採・製材・輸送・建築におけるカーボンニュートラルを、住宅会社として意識していくことが私たちの責任ではないかと思うのです。

 

 

そもそも木造住宅は、地球環境にやさしいといわれています。これは森が吸収したCO2を内部に固定、つまり炭素を貯蔵することで地球温暖化防止に効果があるという考え方。さらに、大量のCO2発生を伴う輸送が必要な輸入材ではなく地域の国産材を使うこと、職人が現場で手刻みをして家を建てることは、カーボンニュートラルな家づくりの一環でもあります。

 

こうした家づくりは、私たちのような地域の工務店だからこそできるものです。もちろん、多くの建築資材について、どこまでCO2削減に貢献できるかを考えていくのは、住宅会社としての今後の課題と言えるでしょう。それでも、自然素材の家を建てる会社として、イニシャルCO2削減を目指す責任があると考え、少しずつですが取り組みを進めていきたいと思います。

 

 

来月のブログでは、西城建設が使う国産材「東濃ひのき」の産地である岐阜県東白川村と飲料メーカーサントリーの環境に関する取り組みをご紹介します。