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2023/02/14 新着情報

無垢のヒノキ。節あり床材に感じる自然素材の魅力

無垢の床材は、天然木ならではの足ざわりの良さや温もりを感じられるのが魅力ですよね。もちろん独特の風合いや見た目、経年美化も人気で、「家を建てるなら無垢の床を」とお考えの方も多いことと思います。

 

 

床材は大きく分けると「無垢」と「複合」の2種類。無垢は天然木のみを使った床材の一方、複合は複数の合板からなる基板に、表面材を張り付けた床材です。複合はさらに、表面材によって「挽板(ひきいた)」「突板(つきいた)」「シート材」の3種類に分けられます。

 

表面材のうち挽板は、天然木を2-3mmの板状に切り出したもの。天然木の分厚い表面材のため、無垢と変わらない見た目、質感が得られるとも言われています。
(突板は、0.2-0.3mm程度にスライスした薄い表面材)

 

ただ、一見同じように見える無垢と挽板ですが、大きく異なるのが「節」の有無です。突板は天然木を薄く切り出すため節の部分が取りにくいとされています。無垢は節があっても問題なく床材として使用可能。稀に、あえて節ありの挽板という商品もあるようですが、基本的には節こそが無垢の床材の象徴と捉えることもできるのですね。

 

 

 

なお節は以下のように等級が分けられています。
(基準は製材所によって若干の違いがあるようです)

 

節あり:大小の節が点在
小節 :直径20~25ミリまでの節が、1メートル間隔に1個ずつ点在
上小節:直径6~10ミリまでの小さな節が、1メートル間隔に1個ずつ点在
無節 :節がない

 

 

西城建設は「東濃ひのき」の無垢の床材を使用しています。節がある見た目を気に入ってくださる方は多く、施工事例をご覧いただけはわかる通り、多くの家は節ありの床材が採用されています。節こそ、自然素材を使った家だと実感できるポイントでもあるのでしょう。

 

邸別内観写真集
https://saijoukensetsu.com/gallerycat/inside

 

 

無節が最高級品であることに変わりはなく、もちろん使用するお客様邸もありますが、節もまた、雨楽な家の魅力・持ち味の一つだと考えています。一般的ではない「あえて節ありの挽板」の商品があるのも、裏を返すと節の存在に引き付けられるものがあるからでしょう。

 

モデルハウスや完成見学会にお越しの際はぜひ、床に広がる自然の造形美にも注目してみてください。