家の外観は、外壁材の色やデザイン、建物・屋根の形状、軒高などさまざまな要素によって印象が変わります。もちろん、建物だけでなく外構やエクステリアなどが見た目に与える影響も大きく、トータルでプランニングしてバランスよく仕上げることが重要です。

木にこだわる西城建設の家を選ばれる方からは、外構・エクステリアについても木を使ってほしいとご要望をいただくことがあります。

屋外に木を使うのはメリットとデメリットがあります。

メリットは景色と建物に溶け込むナチュラルなデザイン。自然な雰囲気を演出しつつ、お庭や植栽とのバランスを意識することもできるでしょう。樹種による質感や風合いの違いを楽しむこともできますね。もちろん、自然素材のため環境にやさしいのも魅力です。

一方、デメリットとして挙げられるのが腐食や劣化の可能性があること。屋外に使用すれば風雨や紫外線にさらされるため、腐食したり劣化したりすることは避けられません。維持するためには定期的な塗装や防腐処理など、メンテナンスの必要があります。

自然素材の木を使うご要望が多いのはフェンスです。建物を囲ったり、一部の目隠しに有効なフェンス。最近はパネル部分に木を使う一方、支柱をアルミにすることで、仮に木の腐食や劣化が進んでも支柱部分は維持できる方法が多くなっています。全て木でつくるとメンテナンスが大変ですが、この方法であればパネルの木を交換するだけで済むのでお手軽ですね。

屋外に使用する木は「エステックウッド」がおすすめです。エステックウッドは、100％国産の杉を使用しつつ、薬品を使わずに窒素加熱処理をして腐りやすい成分を分解するのが特徴。天然の木でありながら屋外で長期間、使用できる耐久性の高さが魅力です。

西城建設では外構・エクステリアも含めたプラン・お見積をご提案しています。家づくりの際は、屋外空間についてもお気軽にご相談ください。