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2023/10/24 新着情報

家具の木②独特の色合いを楽しむアフリカ産の木「パドック」

自然素材で建てる雨楽な家は、日本の伝統建築を思わせる構造の美しさが特徴ですが、実はインテリアの柔軟性が高いのも大きな魅力です。素材を生かした無駄のない建物は、さまざまなデザイン・テイストの家具を受け入れる懐の深さがあります。

 

「家具次第で雰囲気が変わる」「好みの家具を取り入れて完成する」とも言われる雨楽な家。職人の手仕事による家具は、樹種の選択も重要なポイントです。今回はお施主様邸のテーブルに使用した、「パドック」についてご紹介します。

 

パドック
カメルーンやガーナなど、アフリカの大地に自生するパドック。特徴は美しい色合いで、独特の赤褐色が華やかな印象を与えます。耐久性に優れていて摩擦・衝撃にも強い上、加工もしやすい性質のため家具として使うのにも最適で、インテリアの一部として存在感を放ちます。

 

 

心材(中心部に近い部分)と辺材(心材の外側)で、はっきりと色が分かれているのも特徴的ですね。耳付きの無垢板をそのまま使うことで、自然の造詣と木の特性を生かした特別な家具になります。

 

 

今回はお施主様邸のダイニングテーブルとして使用するため、仕入れた一枚板を職人の手で削り、クリア塗装して仕上げました。仕入れた時点では少し茶色がかっていたパドックですが、削っていくうちに鮮やかな赤色に。スタイリッシュなアイアンの脚ともマッチして、お洒落なテーブルが完成しました。

 

 

パドックは使うほどに渋みのある色が変化していくそう。インテリアやまわりの家具、雨楽な家に馴染んでいくのが楽しみですね。今後も定番から希少なものまで、さまざまな樹種を紹介していきます。お楽しみに!